たからもの


ユリ シュルヴィッツ, Uri Shulevitz, 安藤 紀子 / 偕成社(2006/05)
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ことばの宝物



すこし教訓的な、昔話の絵本化です。

シュルヴィッツの絵と、おはなしのすばらしさ・雰囲気が本当にうまく合っていて、とてもいい作品に仕上がっています。

昔話としてのできもよく、子どもでも大人でも楽しめると思います。

特に、大人にとっては、回り道や一見無駄のことをした後に、幸せにたどりつく過程は、グッとくるものがあるのではないでしょうか。

シュルヴィッツの作品はどれも大好きですが、この『たからもの』は、その中でも特にお気に入りです。

同作家の『よあけ』など、静けさが好きなヒトには、自信をもってオススメします。



この絵本が好きなヒトには

シュルヴィッツの作品
よあけ

オススメ
ぼくはくまのままでいたかったのに……
ぼくを探しに
posted by おかぽん at 21:56| Comment(14) | TrackBack(1) | 大人向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画にもなった『急行「北極号」』


クリス・ヴァン・オールズバーグ, 村上 春樹, Chris Van Allsburg / あすなろ書房(2003/11/10)
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隣の非日常
美しい本です
列車の音がきこえる



『ポーラー・エクスプレス』として、映画化もされている作品です。

我が家に友人が遊びに来たときには、本棚に大量にある絵本をものめずらしそうにながめるヒトが多いのですが・・・

大人の男性に、一番人気があるのがこの絵本です。

絵の迫力や、ストーリーの懐かしさ、映画にもなっているということが、ふだんは絵本に接することのないヒトにも受けがいい理由なのでしょうか。

この絵本をきっかけに、オールスバーグのほかの作品や、絵本自体に興味をもってくれた友人も多いです。

だんなさんや、恋人へのプレゼントにもいいかもしれませんね。

posted by おかぽん at 21:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 大人向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おばけのいちにち


長 新太 / 偕成社(1986/06)
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絵の楽しさ、語りの楽しさ。



とってもかわいい、おばけの一日。

長新太さんの独特の絵と、あったかい文章。

ペチャラクチャラ

など、楽しい擬音でお化けがおしゃべりしています。

「昼間、おばけが何をしているか?」

という素朴な疑問に答えてくれる絵本です。

それに、おばけの意外な一面が見れるので、「おばけが怖くてトイレにひとりではいけない」というお子さんにも、おすすめかもしれません。
posted by おかぽん at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 幼児向け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野日記


近藤 薫美子 / アリス館(1998/06)
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すばらしい!
命が命をつないでいく自然界のドラマ
繰り返される命




「生き物の死」を、とてもリアルに、忠実に描いた絵本です。

生命が途絶え、腐敗し、骨になり、そして土に返っていく。

少し残酷で、絵も写実的なので、子どもに見せるのはどうかと思う方もいるかもしれません。

けれど、こうゆう絵本が家に一冊くらいあってもいいのではないでしょうか。

いい本だと強制的に見せるのはためらわれますが、子ども自身が手を取り、この絵本と出会ってくれる日を待つというのも、一つの方法かもしれません。


それに、絵が本当に繊細で、小さな虫たちのセリフがあったり、遊び心もある絵本なので、死を考え始めるきっかけには最適かもしれません。
posted by おかぽん at 02:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

今読みたい、20年前のいじめの本『わたしのいもうと』


松谷 みよ子, 味戸 ケイコ / 偕成社
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いじめという問題
罪の意識なく、いじめに加わった人に読んで欲しい
絵本とは思えぬ内容の濃さに脱帽



松谷みよ子さんのもとに届いた手紙。

それは、いじめにより妹をなくした姉からの手紙でした。
その手紙を元に書かれたのが、このお話です。

たんたんと、静かに、いもうとの人生を描いています。

それと同時に、妹を救うことができなかった姉の悲しさも伝わってくるような作品です。

妹が自分の部屋から、高校生になった同級生たちを見る場面があるのですが、そこで涙が止まらなくなってしまいました。

すべてのヒトに、今、読んでもらいたい絵本です。

この絵本が出版されたのは、1987年。
20年前の絵本が、今でも必要とされています。
posted by おかぽん at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

しんせつなともだち


方 軼羣, 君島 久子, 村山 知義 / 福音館書店
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優しい気持ちになれます
心は温かくなります!
旅先のペンションのラウンジで初めて目にし、感動してしまい購入



食べ物のない冬、雪の中に2つのかぶを見つけたうさぎは、一つを食べもう一つをお友達のロバのところへ持って行きます。

ところが、家に帰ってきてかぶを見つけたロバは、そのかぶをさらにお友達の山羊へ届けます。かぶは、まわりにまわって・・・

冬の寒さと、友達を気遣う動物たちのあたたかさが嬉しくなる絵本です。

繰り返しのリズムもよく、何度も読みたくなってしまうようなお話です。

ご近所さんやお友達とも、こんな付き合い方ができたら素敵ですね。
posted by おかぽん at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 繰り返しが楽しい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

ことりとねこのものがたり

なかえ よしを, 上野 紀子 / 金の星社(1982/01)
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これほどすばらしい絵本が、どうしてあまり有名ではないんだろうか・・・と驚いてしまいました。
それくらい、いい絵本だと思います。

高いところがこわくて木に登れないねこくんと、ことりさんのおはなし。

ねこくんは、おくびょうだから他のねこたちにばかにされて、仲間はずれにされていました。

でも、そんなねこくんの唯一の友達が、ことりさんだったのです。

ねこくんはことりさんと、お話をするのが大好きだったのだけれど、ことりさんの飼い主に見つかると、いつも「この のらねこめ!」と追い返されてしまいます・・・


そんなある日、ねこくんは、かごから出たことがないということりさんを、かごの外に出してあげます。


はじめて空を自由に飛んだ後、ことりさんはまたかごの中に戻りました。

「わたしがかえってこなかったら ねこくんがおこられる」


でも、とつぜんやってくる悲しい別れ。

ねこくんの悲しみや、勇気、やさしさ。


どこか甘酸っぱいような絵本で、もしかした大人向けかもしれません。

でも、優しさ、勇気、強さ、そして死・・・いろいろなテーマがつまっているので、子どもながらに感じてくれるところはあるのではないでしょうか。

久しぶりに、涙が自然とあふれるような絵本と出会うことができました。

一人でも多くのヒトに読んでもらいたいと思います。
posted by おかぽん at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

おれはねこだぜ


佐野 洋子 / 講談社
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好きなものは好き!
全くもって丸っきり・・・(笑)
超おすすめ




『100万回生きたねこ』で有名な佐野洋子さんの作品です。

絵がリアルでシュール!!
ストーリーも、いつも猫に食べられている鯖が、大群で空を飛んで逆襲にくるという・・・かなりぶっ飛んでいます。

こんなに大笑いした絵本はありませんでした。
ねこの表情が、いちいち面白くて、かなりツボにはまりました。

シュールな絵本が大好きなお子さんにオススメの絵本です!
posted by おかぽん at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ナンセンスな絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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