2006年10月14日

ことりとねこのものがたり

なかえ よしを, 上野 紀子 / 金の星社(1982/01)
Amazonランキング:145,197位
Amazonおすすめ度:




これほどすばらしい絵本が、どうしてあまり有名ではないんだろうか・・・と驚いてしまいました。
それくらい、いい絵本だと思います。

高いところがこわくて木に登れないねこくんと、ことりさんのおはなし。

ねこくんは、おくびょうだから他のねこたちにばかにされて、仲間はずれにされていました。

でも、そんなねこくんの唯一の友達が、ことりさんだったのです。

ねこくんはことりさんと、お話をするのが大好きだったのだけれど、ことりさんの飼い主に見つかると、いつも「この のらねこめ!」と追い返されてしまいます・・・


そんなある日、ねこくんは、かごから出たことがないということりさんを、かごの外に出してあげます。


はじめて空を自由に飛んだ後、ことりさんはまたかごの中に戻りました。

「わたしがかえってこなかったら ねこくんがおこられる」


でも、とつぜんやってくる悲しい別れ。

ねこくんの悲しみや、勇気、やさしさ。


どこか甘酸っぱいような絵本で、もしかした大人向けかもしれません。

でも、優しさ、勇気、強さ、そして死・・・いろいろなテーマがつまっているので、子どもながらに感じてくれるところはあるのではないでしょうか。

久しぶりに、涙が自然とあふれるような絵本と出会うことができました。

一人でも多くのヒトに読んでもらいたいと思います。
posted by おかぽん at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/24007552

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。