2007年04月21日

野日記


近藤 薫美子 / アリス館(1998/06)
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すばらしい!
命が命をつないでいく自然界のドラマ
繰り返される命




「生き物の死」を、とてもリアルに、忠実に描いた絵本です。

生命が途絶え、腐敗し、骨になり、そして土に返っていく。

少し残酷で、絵も写実的なので、子どもに見せるのはどうかと思う方もいるかもしれません。

けれど、こうゆう絵本が家に一冊くらいあってもいいのではないでしょうか。

いい本だと強制的に見せるのはためらわれますが、子ども自身が手を取り、この絵本と出会ってくれる日を待つというのも、一つの方法かもしれません。


それに、絵が本当に繊細で、小さな虫たちのセリフがあったり、遊び心もある絵本なので、死を考え始めるきっかけには最適かもしれません。
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2007年02月02日

今読みたい、20年前のいじめの本『わたしのいもうと』


松谷 みよ子, 味戸 ケイコ / 偕成社
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いじめという問題
罪の意識なく、いじめに加わった人に読んで欲しい
絵本とは思えぬ内容の濃さに脱帽



松谷みよ子さんのもとに届いた手紙。

それは、いじめにより妹をなくした姉からの手紙でした。
その手紙を元に書かれたのが、このお話です。

たんたんと、静かに、いもうとの人生を描いています。

それと同時に、妹を救うことができなかった姉の悲しさも伝わってくるような作品です。

妹が自分の部屋から、高校生になった同級生たちを見る場面があるのですが、そこで涙が止まらなくなってしまいました。

すべてのヒトに、今、読んでもらいたい絵本です。

この絵本が出版されたのは、1987年。
20年前の絵本が、今でも必要とされています。
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2006年10月14日

ことりとねこのものがたり

なかえ よしを, 上野 紀子 / 金の星社(1982/01)
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これほどすばらしい絵本が、どうしてあまり有名ではないんだろうか・・・と驚いてしまいました。
それくらい、いい絵本だと思います。

高いところがこわくて木に登れないねこくんと、ことりさんのおはなし。

ねこくんは、おくびょうだから他のねこたちにばかにされて、仲間はずれにされていました。

でも、そんなねこくんの唯一の友達が、ことりさんだったのです。

ねこくんはことりさんと、お話をするのが大好きだったのだけれど、ことりさんの飼い主に見つかると、いつも「この のらねこめ!」と追い返されてしまいます・・・


そんなある日、ねこくんは、かごから出たことがないということりさんを、かごの外に出してあげます。


はじめて空を自由に飛んだ後、ことりさんはまたかごの中に戻りました。

「わたしがかえってこなかったら ねこくんがおこられる」


でも、とつぜんやってくる悲しい別れ。

ねこくんの悲しみや、勇気、やさしさ。


どこか甘酸っぱいような絵本で、もしかした大人向けかもしれません。

でも、優しさ、勇気、強さ、そして死・・・いろいろなテーマがつまっているので、子どもながらに感じてくれるところはあるのではないでしょうか。

久しぶりに、涙が自然とあふれるような絵本と出会うことができました。

一人でも多くのヒトに読んでもらいたいと思います。
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2006年06月29日

葉っぱのフレディ―いのちの旅


レオ バスカーリア, Leo Buscaglia, みらい なな / 童話屋(1998/10)
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直面できない『死』について考えさせられました。
大人の感想、子供の感性
思わず涙してしまった本でした




死について考えさせてくれる絵本は、何冊か読んでてきましたが、その中でも、大きく私の心を動かしてくれた絵本が、この「葉っぱのフレディ」です。

悲しい別れが、いつまでも苦しい思い出になっていた時期があったのですが、この絵本を読んで・・・そしてさまざまな絵本と出会って、少しずつ自分の気持ちが楽になっていくようでした。

読んでいると、美しい写真と淡い水彩の絵、静かな文章が、優しくこころに語り掛けてくれているように感じます。
やさしく、しずかに、考えるきっかけと時間を与えてくれます。

作者からのメッセージにもありますが、死の悲しみにいるこどもたち、それを説明できない大人たち、今その悲しみとは無縁の人たち、すべてのヒトに読んでもらいたい、そんな作品です。
posted by おかぽん at 10:45| Comment(1) | TrackBack(1) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

わすれられないおくりもの


スーザン・バーレイ, 小川 仁央 / 評論社(1986/10)
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「死」というものを子供に伝えられる
息子が大人になったらまた読んで欲しい絵本です
自分は何を伝えて生きていこうかを考えました



みんなに慕われているアナグマさんが、死ぬ前に残してくれていった、「わすれられないおくりもの」とは?

子どもたちに死について考えるきっかけを与えてくれ、大人達をあったかい気持ちにさせてくれる絵本です。

原画を見る機会があったのですが、スーザン・バーレイのイラストがとてもステキでした。
ほんとうにステキな贈り物をもらったような、不思議な気持ちにさせてくれるイラストでした。
posted by おかぽん at 15:37| Comment(3) | TrackBack(1) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

ずーっと ずっと だいすきだよ


久山 太市, ハンス ウィルヘルム / 評論社(1988/12)
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味わいのある絵本です。
I'LL ALWAYS LOVE YOU
根っことつばさを作る本



教科書にも採用されていたので、覚えている方もいるのではないでしょうか。

とってもなつかしい気持ちで読むことができました。

この本とは、飼っていた猫が死んでしまった頃に出会ったんです。
とても寂しい気持ちでしたが、子どもながらに死に出会い、それと向き合う方法をこの絵本から教えてもらえたような気がします。

学校の授業で習うと教育的に思えてしまうものですが、絵本で読むととってもあたたかい絵本だなぁと感じることができます。
学校で習うよりも、絵本で先に出会って欲しいなぁと思います。
posted by おかぽん at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

悲しい本


マイケル・ローゼン, クェンティン・ブレイク, 谷川 俊太郎 / あかね書房(2004/12/10)
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悲しい本
深い川は激流でも穏やかに見える
誰にでも起こりうること



最愛のヒトを失った悲しみと、徹底的に向き合った絵本です。

とても暗く、その悲しみや絶望を客観的に描写しています。
その内容からも「大人のための絵本」だと思います。

いつかは味わうであろう最愛のヒトとの別れ。
そんなときにこの絵本が近くにあってほしい。

そう思わせてくれる一冊です。
posted by おかぽん at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月31日

100万回生きたねこ


佐野 洋子 / 講談社(1977/01)
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きっかけは男女7人コンビ!
思いっきり泣きたい夜に。
20年前に出会い今もそばにいてくれる唯一のえほん・・・。




この絵本は大人向けの絵本ではないでしょうか。

小さいころに読んでもらった記憶があるのですが、当時はそれほど好きな絵本ではありませんでした。
なんとなく、怖い絵本という印象がありました。
きっと、愛することや死などがよく分からなかったんでしょうね。

でも、21歳の今、改めて読んでみると、まったく印象はかわりました。
100万回生きたねこが愛を知ることで変わり、最後に死を迎えるシーンでは涙が出てきました。

子どもの中にも、すんなりとこの世界に入れる子もいれば、なかなか理解できない子もいると思います。

いい絵本だからという理由で押し付けるのではなく、わたしはこの絵本をそっと本棚に入れておき、子どもが自ら手に取ってくれる日を待ちたいと思いました。
posted by おかぽん at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 死について考える絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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